正月休みを利用して、北アルプスの爺ヶ岳に登山をしてきました。
本格的な冬山は22年ぶりの事でした。

体が若い頃のように動かず、単独だったので荷も重く
天候も二日間とも降雪でラッセルもあったりで
山頂までたどり着く事はできませんでしたが
他パーティは初日にすれ違った１パーティのみで、
一人で山にじっくりと向き合う事ができました。
日常では味わう事の出来ない充実感に満たされました。

冬の山の魅力に毒されてしまうと、なかなか忘れることが出来ません。
22年間も遠ざかってしまいましたが、
常に頭の片隅に冬山への想いが燻っていました。
新雪のなかを黙々と登っているときに、
ひたすらに嬉しさが込み上げてきました。

登山なんて身勝手な趣味だなと思う事もありますが
明日への活力となることは間違いありません。
明日からまた頑張ろうという気持ちにさせてくれました。