台風の日から:理念、チームワーク、そして未来へ
本日、台風2号の通過による厳しい天候下、現場作業ができない状況に見舞われました。それゆえに、所内会議を開催することにしました。私共は10名足らずの小規模な事務所ですが、このような会議は、自己反省と成長の貴重な機会となりました。
理念を述べることの困難さとその重要性
私自身、事務所の理念を表現することに対して少々の抵抗感を抱いています。他人から哲学を押し付けられると、良質な内容であっても反発心が湧くからです。しかし、最近では、トップとして自己の思考や目標をスタッフに伝える必要性を考えるようになりました。一人親方から始まり、個人商店へと進化し、さらなる成長というプロセスの一部かもしれません。
仕事と生活のバランス:理念の共有
私は自分の思いと目指すべき方向をスタッフにシンプルに伝えました。私が望むのは、スタッフが豊かな人生を送ることであり、そのために仕事が手段であって目的ではないということです。そして、仕事に積極的に取り組むことで、チームワークを発揮し、共に成功の喜びを体験することを願っています。
私たちの事務所の強みは、一言で表すと、素晴らしいチームワークです。スタッフには、深く感謝の意を伝えました。
事務所の変革期と課題の特定
現在、私たちの事務所は変革期を迎えています。リーダー層と被育成層それぞれの課題をあぶりだしました。特にメイン業務である境界確定測量については、サービスの品質を一定に保つために、全工程を見直しました。その際、重視したのは、効率的な工程管理、一方で管理の為の無駄な作業を増やさないことでした。
デジタルツールの活用と効率化
工程管理は、日頃よりデータベースアプリ「サイボウズ」を利用しており、非常に効率良く管理する事ができます。各チームの意見を元に、アプリのカスタマイズについて確認しました。デジタルツールは便利ですが、スタッフとの対話を通じて始めて、そのツールが有効に活用されるようになります。この過程で各メンバーが作業フローを深く理解し、結果として効率的なフローが形成されます。
未来への展望:根気強く継続する事
課題はまだ山のようにありますが、これからも所内会議を定期的に開催し、問題解決を進めていきたいと考えています。改善と成長を追求し、試行錯誤を繰り返すことが重要です。
雨天の為、思いついて急遽開催した会議だったのですが、私たちの立場を再評価し、新たな成長の機会を探すことができました。会議を通じてチームワークが一層強化され、有意義な一日となりました。