この度、スタッフの一人が土地家屋調査士の試験(筆記試験)に合格しました。
これは私にとっても、事務所にとっても、非常に喜ばしい出来事です。

事務所の経営者として、スタッフが資格試験に挑戦し、合格することには複雑な感情があります。合格には多大な努力と時間が必要で、仕事との両立が求められます。一方で、事務所のために献身的に働くスタッフもいます。私が最も大切にしているのは、スタッフ一人ひとりの幸福です。それには、公平性が不可欠であり、勉強のために早退することは時にバランスを崩すことになりかねません。

しかし、今回の合格者を見て、私の考えに変化が生じました。スタッフが資格を取得し、スキルアップすることは、彼らのモチベーション向上に繋がり、仕事ぶりも大きく変わります。責任感が増し、他のスタッフにも良い影響を与えています。たとえ数年後に独立する可能性があったとしても、彼らの成長と成功を応援することが私の役割だと感じるようになりました。

この機会に、他のスタッフにも資格取得に挑戦してほしいと伝えました。これまでその話題はあまり出してこなかったのですが、今回の会議で皆に伝えることができました。

私の事務所は、スタッフがより良い人生を送るためのプラットフォームでありたいと思っています。まだ改善すべき点は多々ありますが、スタッフの皆には心から感謝しています。これからも共に成長し、頑張っていきたいと思います。