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一流への道:スポーツとビジネスにおける情熱と覚悟

パワハラ問題と学生スポーツの現状

最近、楽天を自由契約になった安楽選手のパワハラ問題に関連する記事を読んで、大学野球部でのパワハラ体質について考えさせられました。この記事を読んで、数年前に甲子園優勝校の元主将が、大学野球部での日常的な暴力やパワハラに嫌気がさし、退部し、その後大学も退学した事件を思い出しました。さらに、彼は強盗致傷事件を起こすに至ったのです。

「10分の7」の努力論

この件に関して、あるスポーツライターは、学生スポーツでは「10分の7」の努力で十分であり、残りの「3」は他の活動に割くべきだと提案しています。この学生も、野球だけに集中しすぎた結果、野球と無縁になった途端に破綻した、ということを示唆しているようです。

私の視点:全力投球の重要性

しかし、私はこの記事に賛同できません。「退路を断つ」という言葉がありますが、そのような覚悟がなければ、一流にはなれないと思います。たとえ選手として一流になれなくても、そのような精神性で取り組むことは、今後の人生においても価値あるものです。

10分の10の取り組みとその挑戦

だからといって、この野球部の選手が辞めたことを批判するわけではありません。彼が全力を尽くしていたとしても、どうにも打破できない状況に直面していた可能性があります。私が批判したいのは、「10分の7で良い」という風潮そのものです。

全力を尽くさず、逃げ道を残しながら取り組む事では大成する事はないでしょう。ビジネスでも同じです。私は以前、うつ病を患う者、退職する者が続出するような過酷な環境で勤務していました。私はその状況から逃げ出す事は考えず、その会社の文化や風土を保ちつつも、改善できることないか、自分にできる事は何だろうと模索しながら、会社に骨をうずめる覚悟で全力を尽くしました。結局退職したのですが、その覚悟での取り組みは、独立後の大きな財産になりました。

情報化社会と本質的な価値観

人それぞれに価値観があり、私のそれを強いるつもりはありませんが、私自身の考えとして、逃げ道を残すような取り組みはしたくありません。常に全力を尽くせば、最終的には自分に返ってきます。最近は、様々な情報が安易に入手できるようになり、その結果として目先の合理性が重要視される風潮を強く感じます。もし判断に迷う状況に直面した時には、自分が心の奥で正しいと思うこと、本質を見失わないこと、その上で自分を信じて判断する事が大切だと考えています。

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